NAÉ de BIO
(※2025年の自宅での販売は4月12日(土)〜5月11日(土)を予定しております。開催は基本的に土日です。)
(※オンラインショップ、ふるさと納税は5月12日以降苗がなくなるまで受付する予定です。)
NAÉ de BIO(ナエドビオ)は有機農業法人㈱さいたま五つ星野菜が運営する期間限定の小さな苗屋さんです。
テーマは「固定種&有機農業」です。
タネを採ってそれをまた蒔く。とても簡単でさも当たり前のようなことですが、実はなかなかひと筋縄ではいきません。いまの世では、だいたいにおいて買ってしまったほうが割がいいことが多く、タネについても同様です。
「味よし、見た目よし、丈夫でいっぱいとれる」という何拍子もそろったF1品種が、自分で種を採る労力と比べてわずかなお金をだしさえすればすぐに手に入る状況で、そうしないでいられるのは、よほどの物好きだと思います。
先祖代々の固定種を子々孫々に伝えていくにはそれなりの気合が必要な今日この頃なのです。
なにせ、固定種が好きで、もう全部固定種しかまかないもんね!と意気込んで始めたぼく自身の農業でさえ、気づけば半分くらいはF1種なのだからこの流れには巻き込まれるばかりです。
とはいえ、今でもそういう目で探せば、固定種のタネ自体は思った以上にたくさんあり、選択の余地が豊富にあります。
とはいえ、このままの流れに身を任せていると、もっと先の時代に、選択肢がサプリメントか野菜かという大きな主語になったとき、F1品種か固定種かなんて議論は物の数ではなくなっているとも思います。(もっというと遠からず、VRか実食かで語る世の中になっているかもわかりません。)
固定種については、それなりの気合さえあれば、現状維持どころかもっと広がりを持たせることだってできそうだ、と思い込める最後の方の時代が今なのかもと、うすうす感じており、これは有機農業全体にもいえるのかもしれません。
たまたまそういうタイミングで農業をやっているのだから、ぼくももっと気合を入れてやってみたくなり、この度NAÉ de BIOをスタートしました。
深く掘るにはまずもって広く掘ろうという意気込みです。
固定種のいいところはたくさんあるのですが、なんといっても自由で気軽に種を扱える感じは、登録品種を圧倒してます。
登録品種においては、その品種を頑張ってつくった人にお伺いをたてたり尊重したり、色んな見聞も必要で難しいのですが、固定種はみんなのタネというふうで、ややこしいことなしに簡単に自分で採種できるという気楽さが大きな魅力だと思います。
どこかのだれかがなんの気なしに採り続け、ゆるい変化を受けながら、人から人へ、あっちからこっちへ、時代から時代へなんとなく広がって、これからも選択肢として残りつづければいいな、と思っています。
NAÉ de BIO お店の概要
苗と野菜の直売をおこないます。(野菜は土曜のみ)
・開催日時
4月12日〜5月某日の土日のみ開催。予定の苗がなくなりしだい今年の開催は終了です。
土日で時間が違います。
土曜日 11時~15時(苗と野菜の販売)
日曜日 10時~12時(苗のみ販売)
(オンラインショップでは順次発送していきます。4月14日ごろから今年は開始予定です。)
・場所
ないとう農園庭先ビニールハウス。(埼玉県北足立郡伊奈町小室7754)
ビニールハウス東側に4台、西側に3台の臨時駐車スペースがあります。満車の場合は時間をあけて再度のご来店をお願いいたします。
・価格
野菜苗はすべて¥300(税込)です。ビニールハウス横のあずまやでお会計をお願いします。
・注意事項
※荒天や苗の状況で開催中止の場合がございます。お越しの前に必ずないとう農園インスタグラムにてご確認をお願いします。中止の場合前日夜には投稿します。(@naito_noen)
※固定種の苗をメインに扱っています。その性質上、100%の純度の形質はのぞめません。まれにその品種の特徴とかけ離れた形質の個体があります。そのこと自体を楽しめる方のみご購入をお願いします🙇(3年ほど気に入った実を採りつづければまた固定できます)
※化学合成農薬、化学合成肥料不使用で育てています。多少の虫や葉の傷みなどある場合がありますがご了承ください。培土は有機JAS適合培土です。有機JAS適合範囲の資材については使用いたします。(落ち葉培土、自家製堆肥、もみがらくん炭、発酵鶏ふん、アミノ酸液肥、酢、ヤシ油、ハーブなど。)
※比較のためF1品種も少しですが販売しようと思います。その際は登録品種名、種子消毒の有無を明記いたしますのでご確認ください。
ラインナップ
真黒なす、泉州絹皮水なす、アロイトマト、世界一トマト、ワーンミニトマト、スプライトミニとまと、浜ニュークリーム、紫とうがらし、黒ピーマン、カルフォルニアワンダーピーマン、固定種ズッキーニ、奥武蔵地這キュウリ、四葉キュウリ、、などなど夏野菜をメインに色々な固定種をまいています。よそではなかなか購入できないような珍しい品種ばかりを取り揃えております。
NAÉdeBIOの苗は、踏込温床という昔ながらの方法で育てています。
育苗に必要な熱をおこすのに電気を使わずに微生物の発酵熱を利用するのですが、これには落ち葉をふんだんに使います。
この落ち葉は本当は、木々のふもとに落ちて、何年も何年も積もり腐りを繰り返し、ゆっくりと当の木々の栄養の糧になるはずだったものを、横取りしたもので、なんだかうしろめたい気持ちがないわけではありません。僕自身は公園に集められ結局焼却されるものをもらってくるのだから、と自分自身に言い訳しながら使ってますが、やはりそこの木には少し悪い気がしてしまいます。
という事情もあり、苗の売上の一部を植林などの森林保全活動に寄付できたらと考えています。
本当は自分の事業としてそういった活動ができたらもっと楽しそうなのですが、今のところお金と時間がちっともないので、良さそうなところにわずかばかりですが寄付という形で参加したいと思います。(※2022年度、2023年度、2024年度は苗の売り上げの一部を「さいたま緑のトラスト事業」に寄付いたしました。)
NAÉ de BIOの苗を購入することで、自分も大きな循環の系の中にいることを実感できたり、自分自身でも小さな循環の輪を作っていけることを実践できたり、そんなきっかけを作れる苗屋にしていけたらなと考えています。