寒ければ寒いで、暖かければ暖かいで

週末は暖かく、着ている服の枚数からして一枚確実に少なくすんで、身軽になった人たちは早く来た春の陽気に心身ともにはずんでしまうところですが、農家の心は一筋縄ではいきません。寒ければ寒いで、種は蒔けないし、育った野菜が畑にあれば凍みて痛むしで、減っていく一方の作物に気をもんでばかりで、早くあったかくなってほしいなぁと毎日願っていたのですが、いざ季節外れのあたたかさにあったら一転、こんな早くの暖かさの到来には、これはこれで困ってしまいます。一定の寒さにあたり続けたアブラナ科などの野菜は、春の暖かさを感じるやいなや、花を咲かせ、種をつけて、子孫を残す準備に入り、これをトウ立ちといいます。「菜の花」はこのトウ立ちの花芽を収穫したものですが、畑にある色んな葉っぱが次から次へと菜の花と化し、こう菜の花ばかりでは仕方がなく、多品目の野菜セットを組むのがこの時期本当に難しいのです。そんな中でもサニーレタスが採れてきたり、撒いた種の芽が小さく出てきたりすると春の恩恵もしっかり感じ、どういう気温になっても心が穏やかでいられるような作付けを事前にしておくのがこの時期を元気にやり過ごすコツなのだと思います。

(ニュースレター記事より)

ないとう農園

あんしん、あんぜん、美味しいの一歩先へ。 「心躍る野菜」を育てています。 presented by 有機農業法人 ㈱さいたま五つ星野菜

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