さささのさっちゃん
4月に入りパートスタッフだったさっちゃんがないとう農園の正社員として働き始めまし
た。さっちゃんはないとう農園がある伊奈町出身で、自然が大好きで、都市からみたら
とても田舎の雰囲気をまとっている伊奈町ですが、埼玉は埼玉でもだいぶ東京よりの埼玉というもので、便利さ住みやすさと引き換えに自然の多くを失ってしまっていて、ここはさっちゃんを満足させられるほどの田舎ではなく、とうとう伊奈町を出ていって、全国の色んな農家を渡り歩き、最後には奥深い里山に行きつき、そこで四季にまぎれて暮らしてました。
6~7年くらい前に実はないとう農園で一緒に働いてくれていたことがあります。理想の田舎暮らしへの前進の途中のほんの一時だけでしたが、ぼくらととても仲良くなり、またいつかうちで一緒に働けたらなと思いつつ、当時は見送るだけでしたが、色々あって最近ふるさとである伊奈町に帰ってきて、ないとう農園でまた一緒に働くことになりました。
さっちゃんが再来して一年、すでに多くの変化をもたらしてくれました。袋に張るラベルシールもみんなが使いやすいように整頓してくれたり、野菜袋の置き場も大胆に変更し、確かにとても使いやすくなり、出荷場全体としてもおさまりが大変よくなり、自分の農園しかほとんど知らないぼくではあんまり思いつかないような工夫をどんどんやっていってくれていて、これは色んな農家の中に入っていったさっちゃんの経験から得てきた実力なんだろうと思います。食べ物にもこだわりが強く、そんじょそこらのものじゃほとんどダメで、野菜もそのままが一番という信条で、うちで採った野菜もシンプルに味わわれてしまうので、我々としても油断なりません。農園の内側に厳しい舌があるとなるとややもするとやっかいですが、逆にいえばこの子がおいしいといえば、それはもう確かに美味しいのだと思います。環境負荷についても敏感で、この子の前ではめったなことはできないなと感じます。さっちゃんの農園への加入により、これからますますうちの農業に磨きがかかっていくと思います。きっと野菜ももっと美味しくなると思います。
0コメント